プロバイダはインターネットサービスを開始する際に必ず加入しなくてはなりません。本体、プロバイダとは「提供者」という意味を持つらしく、正式には「Internet
Service Provider(略してISP)」と言います。
サービス内容として、ホームページ閲覧サービスの提供やメールサービスの提供、ホームページ管理(レンタルサーバ)など...様々あります。
ちなみに管理者も、とある地方都市にてプロバイダ勤務をしています。(ここらへんの話は「仕事ですから…」を参考に....)
管理者が実際の業務を通じて感じた「良いプロバイダとは?」を下記にまとめてみますので、プロバイダを変更する際などの参考にして下さい。 |
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【安定性】 |
一昔前のダイアルアップ接続が主流だった頃、よく回線が繋がらないことがありましたが、最近はADSLの普及でそのようなことは基本的になくなりました。大手プロバイダを選んでおけば問題はないでしょうが、某有名検索サイトプロバイダは結構トラブルが多いみたいです。
また、管理者が勤務している弱小地方プロバイダなどは、自社で回線を確保するのにかなりの投資が必要となるため、大手プロバイダの回線を借りている場合がほとんどです。よって、地方のプロバイダに加入する際などは「自社回線か、それとも大手の回線を借りているのか」を知れば良いと思います。
大手の回線を借りているときなどは「上流回線はどこですか?」と一言聞くとよいでしょう。 |
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【サービス】 |
インターネットなんてチョロイぜ!って思っている人はサービス内容なんて気にする必要はないかと思いますが、初心者の方、またはそれに近い方などはサービス内容は大事なところです。
最近の傾向としてADSLの普及で常時接続環境が整ってきたため、プロバイダ月額料金及びインターネット接続料金はどこのプロバイダもあまり変わらないでしょう。それよりも、ADSL常時接続という環境を活かしたコンテンツによる差別化を図っているみたいです。
NTTさんなどは、「フレッツスクエア」というNTT提供フレッツシリーズに加入しないと見れないというサービスが行っていたり、KDDI(DION)さんみたいに「セサミBB」というセサミストリートと提携したサービスを実施したりとか、各プロバイダによってコンテンツは様々です。
地方プロバイダなどはそのようなコンテンツを用意するのは難しいですから「メールアドレスを最大10個まで無料」、などと実利的なサービスを提供したりしています。
話が前後しますが、NTTさんはフレッツADSLなどのサービス提供は行っていますが、プロバイダ業務は直接行っていませんのでご注意ください。一応「ぷらら」というプロバイダがNTTグループになっていますので、116などでフレッツシリーズを申し込みしてプロバイダ未加入の場合などは「ぷらら」を勧めてくるみたいです。 |
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【サポート】 |
サポート内容はプロバイダを選ぶ上で大変重要な地位を占めると思います。ほとんどの場合、電話サポートによるものが多いかと思いますが、正直な話、大手プロバイダはなかなか電話は繋がりません。早くても5〜10分待ちが当たり前と思ったほうがよいでしょう。特に某検索サイトプロバイダは1回行政指導を受けてサポート改善を実施していますが、なかなか現状は変わってないみたいですし…。
また、電話サポートでも担当者が的確な対応するかどうかも大事です。
こればかりは、どこが良いは言い切れませんので実際に加入している方の話を聞く、もしくは各プロバイダにあるサポート掲示板などを参考にする、などの方法しかないと思います。
逆に地方プロバイダの場合、電話の待ち時間はほとんどなし、担当者のレベルもそれなりに高い、と思います。理由として、大手プロバイダの電話サポートの方々は実際の現場作業などほとんどしたことがなくマニュアル対応しかできないみたいです。
また、あくまで自社サービスのみのサポートでパソコン自体のトラブルなどはメーカーに聞いてください。とあっさり切り捨てる場合もあるようです。
大手サポートの担当者スキルによって回答の差があるのも事実です。
逆に、地方プロバイダは、やはり地域密着を目指して運営しているため、現場作業もこなした上で電話サポートも受けるわけですので当然担当者レベルのスキルも高いですし、対応も素早いのです。
サポート内容を主に期待するのであれば、地方プロバイダに加入するのもひとつの方法だと思います。 |
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【まとめ】 |
料金やサービス内容を期待するのであれば大手プロバイダを選ぶ方が良いかと思います。全国展開しているプロバイダであれば仮に引越しなどしても、ADSLなどであれば場所によっては移転手続きだけすればモデムや設定などはそのままで使用可能ということもあります。また、プロバイダが提供しているサービスも豊富なところが魅力です。
逆に、ただインターネットさえできれば良い、メールさえできれば良い、というのであれば地方プロバイダの小回りの利いたサポートも魅力です。 |
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