ウイルス対策-3::OEの見直し vs-4_3

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  ウイルス対策! ウイルスの被害にあわないためには?  Part Ⅲ
 

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対策 3 Outlook Exspress の設定を見直す。
 メールのやり取りの多くは、「Outlook Exspress」を利用されている方がほとんどだと思います。
通常の初期設定では、メールを受信すると、送信者や件名の下欄に本文が自動表示されるようになっているかと思います。これを、「プレビュー」機能と言います。
最近のウイルスは、このプレビュー機能を悪用したものがあります。これ悪用したウイルスの場合、メールを受信してそのままプレビューするとウイルスファイルが実行されて感染してしまいます。
例えば、HTML形式で送られてきたメールなどは、スクリプトというプログラムを挿入することができるので、そのスクリプトにウイルスを潜ませておくのです。
一般的に、メールの送信にはHTML形式ではなく、テキスト形式が好まれるのもこのような理由からです。
ちなみに、HTML形式のメールは動画添付や、文字の色、大きさなども変える事ができます。
それに対して、テキスト形式のメールは画像やファイルの添付は可能でも、文字の色・大きさなどは変えられません。
 

 ■HTML形式かテキスト形式かの確認方法。
 Outlook Exspressを起動 ⇒ [ツール] ⇒ [オプション] ⇒ [送信]タブ ⇒ メール送信の形式で、
 HTML形式かテキスト形式かを確認できます。
 ※必要なければ、テキスト形式にしましょう。

 
 メールのプレビュー機能は受信したメールを選択するだけで内容を表示してくれて便利な機能ですが、上記の理由などから、プレビュー機能を停止させて、選択するだけでは本文を表示できないようにしたほうが安全です。
 

 ■プレビュー機能の停止方法。
 Outlook Exspressを起動 ⇒ [表示] ⇒ [レイアウト] ⇒ ”プレビューウィンドウ”で、「プレビューウィンドウを表示する」のチェックをはずします。

 
 上記の設定で、今までは送信者・件名の下にあったプレビューウィンドウが消えたはずです。今後は、メッセージを選択・クリックして開かないと本文が読めないようになっています。こうすることで、送信者が知らない人とか、件名が意味不明の英文などのあやしいメールを自動的に開くことなく、危険と感じたらそのままメッセージを選択して削除が可能となります。これでプレビューを悪用したウイルスの対策となります。
 
※これでウイルス対策が万全というわけではありません。この方法は最低限の対策として受け止めて、きちんとしたウイルス対策ソフトを導入することをお勧めします。
 
 

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