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最終手段はハードディスクの換装でデータ救出する方法だ。 これは、実際に管理人もよくお客様のデータ救出で使う方法で、これでも救出できないようならHDDの物理的故障の可能性が高くなってくる。そうなると、お手上げだ・・・。 HDDの換装は2種類ある。1つ目は「起動しないHDDを取り外し、正常起動する別パソコンに接続(スレーブ)させて救出する方法」。2つ目は「起動しないHDDを一旦取り外し、新しいHDDを増設(マスターHDD)してOSをインストールする。その後、古い(起動しない)HDDはスレーブ接続して救出する方法」 ともに、正常起動するHDDに、起動しないHDDを接続してデータ救出するという点は同じだ。 ここでは、「別のパソコンにHDDを移してデータ救出する方法」を紹介します。(「新しくHDDを導入してデータ救出する方法」もOSをインストールする以外は同じです。)
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【別のパソコンにHDDを換装してデータ救出する方法】
今回は上図の例で言うと、[プライマリ]の[スレーブ]に救出したデータが入ったHDDをジャンパ設定(スレーブ)して接続する。 2: 救出したいデータが「シリアルATAのHDD」の場合 3: パソコンを起動して、マイコンピューターを開いて移したHDDが認識しているか確認。 4: あとは、認識されたドライブ(データ救出したいHDD)を開いて、重要なデータを正常起動しているパソコンのHDD(Dドライブやマイコンピューターなど...)にコピーします。
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【裏ワザ】 1: IDEリムーバブルケースを利用! リムーバブルケースというのはご存知ですか?(下の写真のようなもの。) これをデスクトップパソコンに増設することで、手軽にHDDの容量を増やしたり、複数のOSをケースを入れ替えるだけで利用できたりと、なにかと便利なオプションパーツです。
取り出したケースにHDDをつなげるだけでOK。ジャンパ設定はしなくても大丈夫です。(私はしていません。)
あとは、パソコン側でHDDが物理的・その他要因で壊れていなければ自動認識するはずなので、マイコンピュータを開くと新しいドライブが表示されているはずです。
ちなみに・・・、 こんな感じでリムーバブルケースに接続すると、 ノートパソコンの2.5インチHDDを接続することも可能です。 以上で、ハードディスクを別のパソコンに移してデータ救出する方法の説明を終了しました。 |